太陽系メカニズムにおける"地球運動の恒常性"と

  次世代「天候ダイヤグラム」系ツールの「情報精度」

 
     

 

 
     
 

GNU Free Documentation License

作者= Silver Spoon 2012-09- 08

by Wikipedia 

 
       
         
       このツールの「情報精度」はどのくらいなのか、という点について、二つの異なる観点から、簡潔に示しておきたいと思います。  
         
       一つ目、私たちが普段から慣れている「天気予報」的な感覚からの精度についてです。地球の大気現象は大変複雑なので、気象庁のスパコンによる数値予測でも、「予報精度」はA・B・C・D・Eの5つにランク付けされています。Eより下のランクは有りません。もしこの「精度ランク」の仕組みに、仮にFランクを追加するならば、そのFランク以下の情報として位置付けられるのではないでしょうか。これは、あくまでも「仮に」の位置付けによる精度です。  
         
       地球の大気の大循環運動は、非常に複雑な流体運動をしていることは否定出来ません。その複雑さの一方で、公転と自転の運動による大枠の流体的運動を、規則的かつ周期的に行っていることも事実であり否定出来ません。そこから発生する現象は、たとえ大気の熱的変化の推移に多少の時間軸の前後が当たり前に普通に起こったとしても、それでも春には春なりの、夏には夏なりの、秋には秋、冬には冬なりの周期性を持った天候となります。こうして考えると、私たちが地球環境の大自然と向き合う時には、それなりのアバウトな感覚と、ある程度の幅のある余裕を持った付き合い方が必要なのだ、と考えル必要があるでしょう。先人の諺に「二度ある事は三度ある」という諺がありますが、そのような受け止め方が丁度良いのかも知れません。  
         
       2つ目、「天候ダイヤグラム」系の観点から、この情報ツールの精度を考えてみます。気象庁による利用についての説明の中で、「対象とする日の前後に数日の幅を持たせて、そのころの天気の傾向をつかむのに利用していただきたい」、「本表も一つの試みと思って利用していただきたい」という説明がなされています。活用する側の私たちも、その趣旨をきちんと受け取って活用しなければなりません。

 
       これに関わって、ユーザーの側からの明確な応援メッセージがありましたので、ここに紹介します。それは、マクアケプロジェクトの第4回目において、応援購入をいただいたサポーターの方、2方による応援メッセージです。
2024.06.05 T.KOBAYASHI

簡単に過去の天気がわかるのが、素晴らしいです。ぜひ、旅行計画やイベント計画に役立てたいです。楽しみに提供をお待ちしています。


     
2024.06.06 hisarin
こういうのが欲しかったのです。
精度の良し悪しはあると思いますが、年間の予定を見込む時の判断材料の一つとして、あるといいなと思ってました。
 
         
      お二方の応援メッセージには大変勇気づけられました。「精度」も大切ですが、「効能」を重視する使い方の大切さを教えていただきました。本当にありがとうございます。  
         
       小説ならば「起承転結」がありますのが、その「転」の部分に入ります。SF世界の小説題材にでも有りそうですが、「近未来の人類が天気の予報精度を上げるために、スパコンを1億台使って予測を行い、そのために精度は飛躍的に上がりました。しかし、そのために必要となった電気エネルギーが、太陽丸ごと1個分が必要になっていました。」(フィクション話題)  
      これはSF小説の事だから良いのですが、現実の話なら、人類の愚行として歴史に記録されるのかも知れません。  
         
       このツールの「天候ダイヤグラム情報」は、「天気予報」とは全く別次元のものです。その具体例を示します。この「天候ダイヤグラム情報」には、「ひょう」が降った・「あられ」が降った・「みぞれ」が降った・等の詳細な事実がすべて記録されている事や、「2週間以上先・数ヶ月先の情報が得られる事」です。このことから学ぶべき教訓が一つあります。それは、「どちらも同じく活用すること」です。それぞれどちらも「得て・不得手」があるので、その両者の得意とする部分を活用することで、私たちの世界は飛躍的に便利になる事です。これこそ、現代のスマート社会が目指しているものなのではないでしょうか。