晴科ヘッダ

 

代表挨拶

 弊社の出発点は、町内会子供会の野外で行う活動が原点でした。晴れの日に行うことで、子供たちの心に楽しい思い出の記憶となり、それがふるさとへの愛着とつながったり、スポーツや科学、自然をはじめ、様々なものをめぐる未来へと繋がっていき、よりよく遊ぶ経験を積み重ねる中で、よりよい地球の未来を考える機会となれば良いと考えてきました。

 創業前の若かりし頃の私も、スキーや山行、キャンプなど積極的に自然に親しみ、そして「アウトドアを楽しむなら、好天であって欲しい!」と願ってきました。
 しかし、一つ大きな壁がありました。天気予報では2週間以上先の情報が無いことです。これには困りました。4月始めのわずかな期間に子供会1年間すべての行事日程を決めなければならなかったからです。長期先の天候情報が得られるツールやサイトを探しました。有りませんでした。自分が必要なモノなので、「ある日の晴雨傾向は、数十年分の過去天気を見ればわかるはず」と考え「無いならば作る」と、若気の至りで開発に取りかかりました。
 その3年後に、今まで誰からも作られることの無かった「天候ダイヤグラム」の方法原理によるITツールの第1号が誕生しました。過去数十年分の天気がシンプルに並んて表示される「天候ダイヤグラム」の方法原理が、愚直なまでに地道に行なわれることによって実現されていました。そこには、何も足されず、何も引かれることのない、地球の有りのままの姿が示されました。それは地球の「大気の大循環」のそのままの姿であり、それは「太陽系」における「地球の公転」「自転」「惑星間引力」の総体的な運動摂理の結果そのものであり、「天気予報」には無い、あられ・みぞれ・ひょう・雷・暴風雨・キリ・キリ雨・大雨・大風・大雪・ふぶき・といった、私たちの生活や業務に大きな影響を及ぼす現象のすべてがそこに示されていました。この特徴によって、このツールは「天気予報」系ツールと大きく違った性格のニーズ、具体的には「備忘録」といった個人的ニーズや、「気象地域史」、「天候郷土史」、「ご当地過去天気データベース」といった公的ニーズ、そしてイベントコンサルティングのような業務ニーズにも応えることが出来る資質を備えました。

 私たち人類は、文明の歴史に記録を残し始めた数千年以上前から、私たちの生活や農耕にとって重要な「天気・天候」を記録し、その周期的な出現から「暦」を生み出し、「春夏秋冬」を暦に示し、そして農耕に適した時期を示してきました。現代では、過去天気を数十年分を並べて見るというシンプルな方法により、日々の天気の晴雨傾向レベルまで統計的に突き詰め、晴雨傾向を提供することを可能にしました。古代エジプト文明の「太陽暦」、「マヤ歴」、古代中国歴の「二十四節気」、古代ローマの「ユリウス歴」、いずれも人間の賢明かつ強固な意志が産み出した人類の英知と言えます。この「お天気カレンダ」は、それらには遙かに及びませんが、しかし、クリック一つで素早く知りたい知見が得られるというITツールならではの特徴で、現代の私たちの生活に貢献します。 未来を担う子供たちの旺盛で活発な知的好奇心や、幸せ探求の活動に役立つことを願っています。

 ここに至る過程は、何らの資源・ノウハウを持たない、ゼロからの挑戦でした。「ガレージ開発」と「ベンチャー挑戦」をものともしない思いから生まれた次世代ITツールです。私の記憶の中に残る、小さな頃に聴いた「<前略>若いときゃ二度ない 男なら 人のやれない事をやれ」という某歌手の曲の歌詞のフロンティアスピリットで生まれたツールとも言えます。

 弊社は2012年の創業以来、「次世代の新たなサービス・製品を発信することによって、人と人が共に活躍できる社会、みんなが元気になれる社会」という志向のもと、創業14周年を迎えました。その先の未来には「次世代タブレット型 壁掛けお天気カレンダ」、「次世代カーナビ搭載型 お天気カレンダ」、「天気予報+天候ダイヤグラム情報 複合ハイブリッド型お天気ツール」等、多くの課題に挑戦します。
 「次世代ライフプランのリーディングカンパニーへ」という経営ビジョン「Vision2030」とパーパス(存在意義)により、日本全国の皆様に役立つ事業活動を続けて参ります。その先の未来には、まだまだ多くの実現すべき課題が山積しておりますが、鋭意実現して参る所存です。今後ともより一層のご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

晴科代表

 

 

 

 

 

 

 

株式会社晴科 代表取締役   

篠原 行雄