天気概況と日照時間・最高最低気温・雨量・風向十六方位・風速(平均・最大・最大瞬間風速)・現地気圧・湿度を一覧できる「天空の記録」ツールで、多角的な分析が出来ます。以下のグラフ化ツール4タイプは2024年11月に誕生! 公開開始、初登場です。いずれもw1920 × h1080のフル画面を使って表示します。(※この画像は約50%縮小表示です)  
         
       
       風は目に見えませんが、1年の中でどの時期に強い風が吹くのかその傾向を視覚的に知るために、30数年分の風(風力)の年間分布グラフを描くツールを作りました。熱気球フライトに必要な、風の弱い時期を知ることが出来ます。平均風速・最大風速・最大瞬間風速それぞれに、年間のそれぞれの時期の出現状況を確認することが出来ます。風の地域性の特徴が一目瞭然にわかります。
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       「風は自由気まま!」、それはその通りです。うらやましいですね。でも、そんな風にも、そのご当地ならではの「地域性」とも言える一定の傾向があります。それを確認するために風向十六方位におけるその地域性を視覚化するツールを作りました。 1年365日の風(最大風速・最大瞬間風速)を十六方位風向ごとに、横日付軸で並べて視覚化しました。その結果、365日の風には規則性のようなものが無いように一般的には思われがちですが、全く違いました。1例として、北海道・帯広の年間十六方位風向のグラフを、2023年〜2021年までの3年間分を、下に並べて見ます。出現日こそ違っていても、2023年で見ると「北西」・「西北西」の風が多く、夏季には「南」・「南南東」・「南東」・「東南東」の風が多いことがわかります。この傾向は2022年と2021年でも見られます。その他の年でも同じ傾向が見られます。あなたの街ではどうでしょうか? このツールで実際に確認してみて下さい。ご当地風向の「くせ」とも言える「傾向」を掴んでおくことで、例えば「空港の離発着の安全性」や、「熱気球フライトの安全性」に何らかの寄与ができるのではないか、とまでは言えないまでも、「全国ご当地の風の傾向」の知見は必ず何かの役に立つと思って作ってきました。私はパラグライダーとかモーターパラグライダーはやらないのですが、もしかしたら、リアルタイムな風の情報を必要とするようなアクティビティにも役立つのであれば、大いにこのツールを使っていただければと思います。  
         
      例1:帯広 2023年  
       
      例2:帯広 2022年  
       
      例3:帯広 2021年  
       
         
       
         
       
         
     

 私たちは日々の陽光を楽しんで毎日生活していますが、その陽光時間は、「1年365日の中でどのように量的な変化をしているのですか?」と問われると、たちまち答えに窮してしまいます。なぜならば、そのような変化はグラフ化しないと知ることが出来ないからです。しかし、「何か面白いことがわかるかも知れない」と思い、30数年間分の日照時間を視覚化するツールを作ってみました。その結果、上図のように、富士山型のような面白いシルエットが見えました。しかし、一見富士山型に見えるこのシルエットは、正確には「正弦曲線の波」と言い直さなければなりません。正弦曲線とは、高校の数学で習うサイン・コサイン・タンジェントの、三角関数の波です。どうしてそのような波が描かれるのかと言うと、勘の良い皆さんはすぐにわかると思いますが、私たちの住む地球は、地軸が約23.4度傾きながら太陽の周りを1年かけて公転しているからです。こんな場面でも、地球が宇宙と太陽のダイナミズムと密接に繋がっているのが見えてきます。緑色の線で表されているのは平年の日照時間です。

 
         
       一般的な常識として、高緯度地方ほど夏冬の日照時間の差は大きく、低緯度地方では小さくなりますので、その様子をグラフで視覚化してみます。最初は、日本最北端の「稚内」です。  
         
       
         
       稚内の山型は高低差が大きいことがわかります。最長の日照時間量は14.7時間だということが記録からわかります。また、冬季における日照時間が少なくなるという地域性も、点の分布密度や平年の日照時間から見てとれます。その変化の時期は2月中旬と10月中旬にあることがわかります。このような知見が得られるのも、分布グラフならではの特徴ではないでしょうか。  
         
       
         
     

 次に、ほぼ日本最南端部に位置する石垣島を見てみます。グラフの形がなだらかになっています。最長の日照時間量は13.1時間だということが記録からわかります。また、最少の日照時間は10時間くらいでしょうか。こういう分布グラフの面白い所は、雨季と乾季に相当するような、大きな季節の転換点が6月上旬にあることが見てとれることです。この転換の変化は、地元の方の生活感覚とピタリと一致するのではないでしょうか。

 
         
      阿寒連山の遠望と乾草作業  
       うっすらと緑色を残して干し上げる最高品質・最高栄養価の乾草を収穫するために、雨に一度も当てない懸命な努力が続けられます。  
     

 北海道十勝・足寄町 大誉地(およち)の高台から望む雄大な阿寒連山。この風土が北海道品質を育てます。 2013年 6月30日  43°25′48″ N 143°39′21″E 農道脇より撮影 左端から、手前稜線の陰奥に頭頂部を微かに見せる雄阿寒岳、その右フップシ岳、白い頂上の雌阿寒岳、最右に端正な阿寒富士。

 
         
      地球の統計四季  
         
       
       地球の統計四季 晴科 Hareka Corporation.  
       
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