2002年3月9日(土) |
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過去の天気
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帯工の篠原教諭“新しい才能”全国3位 優秀賞は「金の翼」「銀の翼」に次ぐ3番目の賞。過去11年間分の天気、気温、降水量などを簡単な操作で確認することができるソフトで、全国155地点すべての測候所のデータが搭載されている。 都市と日付を入力すると、過去10年間分の天気などが画面で表示され、「屋外でのイベント、釣りや登山など使う人によって多目的に利用することができる」(篠原さん)。データはすべて気象庁から購入した。 ソフト開発のきっかけは町内会で子供会の役員を担当したこと。「行事日程を決めるのに、過去の天気が分かれば便利だと思った」。制作に要した期間は3年。時間さえあれば毎日深夜までパソコンに向かい、改訂を重ねて完成させた“大作”だ。「みんなにも使ってもらえるソフトにしたい。ただその一心でした」と振り返る。 コンテストには今回初めて応募。1次審査を通過後、東京でのプレゼンテーションを経て、受賞が決まった。企画からデータベース作成、プログラムなど一連の作業をすべて1人でこなしたことも高い評価を受けた。 同グランプリはデジタルコンテンツ協会と経済産業省の共催。今年で16回目を迎え、「作品表彰の部」と「新しい才能の部」に全国から176点の応募があった。 受賞者のほとんどがNHKなどの放送局や企業、映像作家などソフト開発の専門家というレベルの高いコンテストで、人物表彰の最高賞にはスタジオジブリのプロデューサーとして名高い鈴木敏夫氏が選ばれている。 ソフトに関する問い合わせは篠原さん(snowgren@netbeet.ne.jp)へ。
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